AoIのプラグインFast3dの"extensions.xml"によると、やっぱりTeddyが先にあったようですね。
- Editing tool for quickly creating 3d objects. The user simply draws a closed shape, and that is converted into a 3D mesh.
- Initial features similar to the Teddy 3D creation tool.
バージョンが0.1、作成時の年月は2008年4月。誰か開発を引き継いでくれないかなあ。筆者はJavaが出来ないので無理です…。
Fast3dでメッシュ作成
始点と終点が勝手につながって閉じたカーブになるようです。閉じたカーブが無事できれば奥行き前後方向にふくらんだメッシュが作成されます。このメッシュは「MetaF3d + 続き番号」の名前がつきます。
点を3個打っても閉じたカーブになります。この場合、縁はギザギザにならずシャープなメッシュができます。
2個の点と1本のストロークでもメッシュができる。線を引く時は方向に注意。画面見本では始点から左へ線を引いています。
Fast3dのカーブが残っているとファイルが保存できない
Fast3dがつくるカーブは本来のCurveオブジェクトではないらしく編集ができないし、もっと悪いことにはシーン内にそういうカーブがあるとファイルの保存ができません。カーブを削除してから保存しないといけない。
ゾンビカーブが残ってしまった場合の対処
Fast3dの最大の問題点は閉じたカーブを作り損なうと、その半端なカーブがゾンビとなることです。一度ゾンビカーブができるといくら消しても痕跡が残り、次のFast3dオブジェクトが作れなくなります。画面見本では2個目のFast3dで失敗し後が続かない例を示しています。こういう場合は出来たカーブをすべて削除し、ファイルを保存して開き直すしかありません。
ゾンビ持ちなFast3d。さらにBlenderでOBJインポートした後も別の問題が発生しますが、それでも一筆でメッシュができる便利さは捨てがたく。
Teddyを利用した製品版「マジカルスケッチ」を試してもいいんだけど、うちのマシンはLinuxだしねえ。WINEを入れてまで有料ソフトを使おうとは思わないのです。