YouTube動画の中で「これはきちんと解りたい、覚えておきたい」と思う動画が増えたので、文字起こし+要約で記録するようにしました。
Vrewという文字起こしツールを見つけたので早速試してみます。
対象の動画は今朝の妙佛(みゃんほう)さんの電子通貨の話。毎朝この方の動画をチェックするのが日課になっています。
Vrew(ブリュー)に動画を読み込む
音声の分析が終わると文字起こしの編集環境が準備されます。プログラムが程良いところで区切ってくれるので修正がラクです。というか、音声認識と日本語解析の精度が驚くほど高くて、殆どの行が原文のままでいけました。
Basic Summarization Modelで要約
Basic Summarization Modelで文書要約 Pythonで紹介されている手法で、出来上がった文字起こし文章を要約してみます。
それぞれの行にカーソルを当てるとその前後の文も表示されるようにしてあります。ざっくりと流れを追って気になる箇所をもうちょっと詳しく読めるにしました。
- 電子人民元っていうのはですね従来の電子マネーとは違って、中央銀行が一元的に管理するっていうことです。
電子人民元の使用をですね拡大していく方向性だと思います。電子人民元っていうのはですね従来の電子マネーとは違って、中央銀行が一元的に管理するっていうことです。それだけの巨大なデータベースをですね運用することができる時代になったってことですね。
- それだけの巨大なデータベースをですね運用することができる時代になったってことですね。
電子人民元っていうのはですね従来の電子マネーとは違って、中央銀行が一元的に管理するっていうことです。それだけの巨大なデータベースをですね運用することができる時代になったってことですね。技術的にそれが可能になったってことだと思います。
- 紙幣を発行したり管理するっていうのはそれだけで非常にコストがかかるんですよね。
国の通貨が電子化されるとまずの紙幣を発行しなくてよくなる。紙幣を発行したり管理するっていうのはそれだけで非常にコストがかかるんですよね。しかも中国には贋金が多い。
- しかも中国には贋金が多い。
紙幣を発行したり管理するっていうのはそれだけで非常にコストがかかるんですよね。しかも中国には贋金が多い。贋金を選別するっていうだけでも相当コストかかるし、もし贋金をつかんじゃうと、それをかぶんないといけないからね、大変なんですよ。
- これはね日本に住んでるとわからないけどね、実際に中国みたいにね贋金が多い国だとね、結構ね贋金をつかむことがある。
贋金を選別するっていうだけでも相当コストかかるし、もし贋金をつかんじゃうと、それをかぶんないといけないからね、大変なんですよ。これはね日本に住んでるとわからないけどね、実際に中国みたいにね贋金が多い国だとね、結構ね贋金をつかむことがある。ほんと頭に来ますよこれ。
- さらにですね外貨との交換ですね。
ただし中国政府が企んでるのはそういうところだけじゃなくてですね、一人一人のお金の流れ、何にいくら金を使ってるかっていうのを全部把握しようということだと思います。さらにですね外貨との交換ですね。これについてもね以前ご紹介しましたけど、中国社会ではですね、闇での外貨両替っていうのは本当にもう一般的に行われてます。
- もう隠してもないっていうレベルですね。
これについてもね以前ご紹介しましたけど、中国社会ではですね、闇での外貨両替っていうのは本当にもう一般的に行われてます。もう隠してもないっていうレベルですね。外国人がたくさん住んでる地域の銀行に行くと、もう闇チェンジのおじさん達がね、たむろってんですよ。
- そこに。
外国人がたくさん住んでる地域の銀行に行くと、もう闇チェンジのおじさん達がね、たむろってんですよ。そこに。で日本円から人民元に変える時は「じゃあ俺が変えてやるからレートももうちょっといい感じだよ、俺が変えてやるよ」って持ちかけてくるしその逆もできるんですね。
- そうすると闇チェンのおじさんがね、それも銀行の前にたむろってんですよ。
人民元がねこんな溜まっちゃってんだけどどうしようと。そうすると闇チェンのおじさんがね、それも銀行の前にたむろってんですよ。みんな知ってんですよその人達が闇チェンジのおっさんだってのは。
- 外貨の管理をしたいっていうのも非常に大きな動機だと思います。
例えばですねドルの札束をこっちに渡し、逆にこっちの電子マネーをこっちの口座に移すってことになると思いますけども、外国人を全部監視しとけばね、ここからここにねまとまった金が流れたぞっていうことですぐ把握されちゃいますから。外貨の管理をしたいっていうのも非常に大きな動機だと思います。長い将来見るとですね、人民元ってのはね本当にたくさん、ドルよりもたくさん供給されてるんで、どっかのタイミングでですね人民元の暴落、外貨の流出っていう可能性は非常に高い。
- 去年でこれですからね。
まとにかく中国からお金がどんどん逃げてるって言う話です。去年でこれですからね。これからどんどんこういう動きが広がっていく。
- 税金をしっかり取るっていう意味でも電子化っていうのは意味あるんですよね。
ですけどもコンピューター上でですね数字だけで管理したらね、税務当局のね役人が勝手にね「もうお前のところいいよ」とやりづらくなるっていう事もあるわけです。税金をしっかり取るっていう意味でも電子化っていうのは意味あるんですよね。しかしねこれだけだったら全部中国国内の話なんでね、勝手にやってくださいって話になると思うんですけれども、もっと大きな野望としてはですね、国際的な通貨にして行きたいっていうことなんですよ。
- これっていうのは非常に重要なポイントなんです。
しかしねこれだけだったら全部中国国内の話なんでね、勝手にやってくださいって話になると思うんですけれども、もっと大きな野望としてはですね、国際的な通貨にして行きたいっていうことなんですよ。これっていうのは非常に重要なポイントなんです。日本にいるとね外貨で買い物するということはないじゃないですか。
- 日本にいるとね外貨で買い物するということはないじゃないですか。
これっていうのは非常に重要なポイントなんです。日本にいるとね外貨で買い物するということはないじゃないですか。ほとんどね。
- ほとんどね。
日本にいるとね外貨で買い物するということはないじゃないですか。ほとんどね。ですけれども例えばね私の経験、すごく昔の話なんで今どうなってるかわかんないですけど、ベトナムではね米ドル札使えました。
- ドルの方が信用があるって言う事ですね。
1ドル札を持っててねそれで買い物とかね結構できたんですよ。ドルの方が信用があるって言う事ですね。受け取ってもらえるんだったらばドルだけ持っててね、いちいち両替しなくてもいいって言うねメリットあるわけですよ。
- ドルって結構通用する国多いと思いますね、そういう意味では。
どこの国行ってもドルは通用するなら。ドルって結構通用する国多いと思いますね、そういう意味では。それに取って代わろうというわけです。
- それに取って代わろうというわけです。
ドルって結構通用する国多いと思いますね、そういう意味では。それに取って代わろうというわけです。電子人民元を持ってれば世界中で買い物ができるよっていう風にしていきたいんですよ、中国は。
- で私の思うにはですね、ま将来的にはですね通貨の全てではないにしろ結構な部分がですね、電子通貨になっていくと思います。
通貨の電子化で最終的に狙ってんのはこれだと思います。で私の思うにはですね、ま将来的にはですね通貨の全てではないにしろ結構な部分がですね、電子通貨になっていくと思います。日本やアメリカでは運営してるのは民間の企業なんですけれども、中国が国家としてこれやってくるってなると、他の国でもねなるべく早く着手したほうがいいってことでやり始めるところが出てくる可能性ありますね。
- ユーロで売買してもいいよっていう人が出てくる可能性が高いんですよね。
仮にユーロ圏でそれをやったとするとですね、ユーロの電子マネーを持っていればユーロの信用力でですね世界中でお買い物できるよってなったら、日本国内でもねユーロで受け取るよとかね、そういう人出てくる可能性ある。ユーロで売買してもいいよっていう人が出てくる可能性が高いんですよね。こちらはですね去年12月の記事なんですけどね、ユーロ圏では中央銀行が発行する電子通貨の議論ねすべきだっていう風に言ってます。
- 通貨の信用力っていう意味では日本円も相当なもんですよね。
なので日本はね遅れを取らないように通貨の電子化の動きっていうのね情報収集を怠っちゃいけないし、やろうと思えばすぐ出来るって言うね準備は必要だと思います。通貨の信用力っていう意味では日本円も相当なもんですよね。中長期的に考えた場合はですね、日本もですね、まあ日本円のね全てとは言わないけれども一部をですね電子化する。
- 中長期的に考えた場合はですね、日本もですね、まあ日本円のね全てとは言わないけれども一部をですね電子化する。
通貨の信用力っていう意味では日本円も相当なもんですよね。中長期的に考えた場合はですね、日本もですね、まあ日本円のね全てとは言わないけれども一部をですね電子化する。国家レベルで電子マネーを発行するっていうね、そういう時代が迫ってるんじゃないかなっていうふうに思っております。
- ということで今回の話はここまでです。
少なくともね日本円を電子化するためにどの程度のインフラが必要なのかぐらいはですね、すぐ分かるぐらいの準備はしておいた方がいいんじゃないかなと思ってます。ということで今回の話はここまでです。また次回お会いしましょう。